T-SHIRT COLLECTION 2022
すろ~ばけーしょん -SLOW VACATION-
ぎゅっとなった日常に、ほっと一息つけるひとときを。
部屋の中で、お庭で、ちょっとそのあたりで、Tシャツを着てゆったりしませんか。
それぞれに流れる時間の中で少し気分を上げるアイテムとして、身にまとえる作品として、
今年の夏もたのしいTシャツをお届けします。
メイン会場は、たんぽぽの家アートセンターHANA内あるHANAギャラリー
オンライン特設会場としてGOOD JOB STOREのウェブストアでも開催いたします。
前田 考美「おはなの刺繍」
刺繍作品をトリミングし、シルクスクリーンで刷ったところに他のメンバーが刺繍を施しています。
前田さんの制作スタイルは、植物図鑑をめくりつつ、みんなとおしゃべりを楽しみながら作っています。
この作品はコロナ禍で通所ができなくなり、ケアホームの部屋でひとりでコツコツと刺繍をすすめたとても思い入れのあるものです。
作家コメント
部屋でがんばった。糸少なくて大変だった。
松本 悟「ブーンTシャツ」
悟さんの陶芸作品が、今回のTシャツデザインの元ネタです。
工事現場をこよなく愛する悟さんは、はたらく車や標識などをモチーフに作品を作るようになりました。
Tシャツのイラストはトラック。作品は置物なんだけれども、あの愛くるしいトラックが動いているところをみたくて、悟さんに「ブーン」と描いてもらいました。
作家コメント
うん、よかった。
山野将志「おすし」
たんぽぽの家を代表するアーティストの山野さん。アトリエでは風景や植物の写真から下書きし、キャンバスに絵の具で描いています。
ショップのプログラムでは、山野さんがその時に描きたいものを布クレヨンでどんどんと描いていきます。
食べ物や動物が主で、楽し気に「描いたよ!」とスタッフにも教えてくれます。
作家コメント
おすし描きました!よかったですー!
下津 圭太郎「うれしーT」
いろんな形の集合体が作り出す不思議な模様。これはアートセンターHANAメンバーの下津さんの作品です。
彼が制作している羊毛を圧縮して作り出すフェルト作品は、生き物のようだったり、食べ物のようだったり、いろんな形の島のようだったり。
みなさんはどんな形に見えますか?
ゆっくりーのんびりー考えてみてください。
作家コメント
うれしー
伊藤 樹里「音の風景『夏と秋』」
いつも日常のニュースや、文字を書くことに取り組んでいる樹里さん。一文字ずつ確認するように、大事に綴っていきます。
「ボーン」「コロコロコロー」「ジョジョッ」
日常で聞こえてくる音たちを「風景」として捉えて、作られた樹里さんの詩。
今回は「夏と秋」の詩をデザインに選びました。
リズムよく書き連ねていく樹里さんの文字たちは、目で追う楽しみがあります。
作家コメント
もう暑い夏ですね~、暑い日が続きますので、快適に過ごしてくださいね~
いかがでしたか?
第1会場では、たんぽぽの家アートセンターHANAの新作のシルクスクリーンTシャツを見ていただきました。
素材も技法も全く違う4名の作家の作品をうまくTシャツに仕上げていましたね。
次の第2会場では、アートセンターHANAの1点ものの創作Tシャツをご紹介いたします。
※なお、第2会場のみ6/2(月)の12時よりオープンいたします。