T-SHIRT COLLECTION 2023

ボンボヤージュ -よい旅を。-

"Bon voyage(ボン・ボヤージュ)"とは、フランス語で旅立つ者に贈る『よい旅を!』という挨拶。
今年はHANAギャラリーの港に立ち寄ったみなさまに、ここからまた晴れやかな気持ちで出港して欲しい。
そんな願いを込めました。

ぜひ、旅やお出かけ、そして日常を共にするTシャツを探しに来てください。
HANAの港でお待ちしております~!

メイン会場は、たんぽぽの家アートセンターHANA内あるHANAギャラリー。
オンライン特設会場としてGOOD JOB STOREのウェブストアでも開催いたします。

ウェブストアでは、4つの港にわけてTシャツをご紹介します!
順番に訪れたり、好きなところから覗いてみたり、自由に旅するように楽しんでいってください。

 

↓販売中の商品だけを見たい方は下記のボタンからどうぞ!↓

<1つめの港>
2023年新作!HANAコレTシャツ

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<2つ目の港>
新作HANA一点ものTシャツ

<3つ目の港>
GJ!Tシャツ&ほかの施設のTシャツ

<4つ目の港>
過去のHANA Tシャツ

新作HANAコレTシャツ

T-SHIRTS COLLECTION では毎年数名のアーティストを選んで、それぞれ別のスタッフがデザインを担当し、シルクスクリーンプリントでTシャツをつくっています。
今年は5名のアーティストの作品が新たにTシャツになりました。
復刻版も含めて原画やデザインの元になった作品もいろとりどりですので、ぜひお楽しみください!

「そうじき」/荒井 陸

ながーいものが大好き。

好きなものを集中して作品を作り上げる姿は、周囲の人に「表現する楽しさ」を教えてくれます。

作品を細かく千切って、掃除機で吸い込んでいます。

元々キャンバスにポスカで描いていましたが、最近は段ボールで型を作っています。

ペンが掠れるほど描き込んでおり、お気に入りの長いノズル部分は養生テープで厳重に固定されています。

スタッフが気付いた時には「破っちゃったなぁ」と、ビリビリに破られた今はなき作品。


「花器」/里井 芙美子

彼女の「創作陶芸プログラム」に向ける熱量は、窯にゆらめく炎のようです。

前のめりに、何度も彼女の手が触れた土は、独特な揺らぎのあるかたちを生み出し、強さと温かみを伝える作品へと生まれ変わります。

Tシャツの図柄は、里井が陶芸でつくった花器と花のオブジェ、それらが生けられた光景が元になっています。

土の有り様そのものを表現したような花器、そこから生まれ出た生命としての花、そんなふうに思わせてくれる彼女の初期の作品です。

この作品の力強さに、土と炎の複雑な変化、生命の儚さをイメージしたデザインを合わせました。


「マントヒヒ」/十亀 史子

毎日アトリエの自分のスペースで、キャンバスに向かってもくもくと制作する十亀さん。

その画面には彼女が制作する上でのこだわりや、モチーフへの思いが溢れます。

筆先にたっぷり絵の具をつけて、とんとん、と調子をつけながら画面に乗せていく。

そんな十亀さん独特の筆遣いから生まれるリズムが、Tシャツの上にもはじけます。

取り入れているシルバー、ゴールドカラーは、十亀さんが制作で好んで使う色。華やかさのなかにある、どこか穏やかなマントヒヒの表情にも注目。


「メロンパン」/H.K

男気溢れる硬派な性格に、茶目っ気溢れる一面でいつも周囲を賑やかにしてくれます。

製作スタイルはどの作品にも点描で表現しています。

流れるように打ち込められるドットワークは、ときに優しく、ときに激しく、彼の多様性を映し出しているようです。

この仮面を製作しているHさんは、仮面ライダーの大ファンでもあります。

アトリエでは、仮面の1つ1つを丁寧に1から型を作っていき、着色までご本人で行います。

今回そんな彼が製作しているポップで不思議な仮面作品をシルクリーンでTシャツに刷ってみました。

立体作品から平面にしたときの表現の違いも楽しんでいただければと思います。


『もじくん「R」』/宿利 真希

彼女が日常で目にするキャラクターやロゴがモチーフとなっています。

楽しげに童謡やCMソングを口ずさみながら制作し、作品は大きなバッグに詰めて、大切に持ち帰っています。

5年前に製造して、大人気だった『もじくん「R」』がニューカラーで復刻!


作りたいものを指示して、スタッフに作らせるのが彼女の制作スタイル。

イメージと合わなければすぐに捨てられます。

残ったものだけが彼女の手によって、補正し着彩されて作品となっていきます。