THE BIG ISSUE No.448 フェミニズムの来た道

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特集「フェミニズムの来た道」
2022年の日本のジェンダーギャップ指数は146ヵ国中116位、主要先進国では最下位である。今、世界の各地でフェミニズム・リブート(再起動)が起き、日本でも20~30代の若い女性たちが中心になって行動を起こしている。
「フェミニズムは弱者が弱者のままで尊重されることを求める思想」だと言うのは、上野千鶴子さん(東京大学名誉教授/認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク〔WAN〕理事長)。世界の女性たちが女性差別に対して行動を起こし権利を獲得してきたフェミニズムの歴史を4つの波に俯瞰し論じる上野さんに、フェミニズムの歴史と女性学について聞いた。
また、これらフェミニズム史をたどる貴重な資料を収録する、WANサイト内の「ミニコミ図書館」館長の境磯乃さん、さらに「フラワーデモ」の呼びかけ人であり、フェミニズムを専門的に扱う出版社「エトセトラブックス」代表・松尾亜紀子さんに話を聞いた。
フェミニズムが切り開いてきた道を知りたい。

スペシャルインタビュー :「ブランディ・カーライル」収束に向かう気配を見せつつも繰り返す、コロナ感染の波。困難な状況に苦戦する音楽業界で、けた外れの活躍を2022年に示したのが、米国を拠点とするシンガーソングライターのブランディ・カーライルです。ロックやカントリー、フォークといった多彩な楽曲を力強いメッセージとともに歌い上げるカーライルが、昨年を振り返りながら次世代のアーティストを支える重要性や23年の抱負を語りました。