日本ボランティア学会2007年度版学会誌

¥1,714
 +消費税
SKU: 2300000025040
※こちらの商品はご注文から発送までに約一週間ほどお時間を頂戴いたします。
あらかじめご了承ください。
特集 多様な市民知の邂逅:大阪・釜ヶ崎/あいりん地域における社会的包摂(ソーシャル・インクルジョン)への実践を例に

(A5判192ページ)
-----------------------------------------------------
CONTENTS

□巻頭インタビュー│市民運動の経験はいかに「継承」しうるか
──吉川勇一(元ベ平連事務局長)×中村陽一(立教大学大学院)

特集 多様な市民知の邂逅:大阪・釜ヶ崎/あいりん地域における社会的包摂(ソーシャル・インクルジョン)への実践を例に

■釜ヶ崎1999年転回と多様な市民知の邂逅
──水内俊雄(大阪市立大学都市研究プラザ)

■棲み処(ハビタット)としての釜ヶ崎のまちづくり:「居住のはしご」論によるホームレス支援の10年を振り返る(試論I)
──ありむら潜(釜ヶ崎のまち再生フォーラム、漫画家)

■分断を乗り越えるために:釜ヶ崎における萩之茶屋第六町会と簡宿組合の理念と活動
──西口宗宏(大阪府簡宿組合、萩之茶屋第六町会)/原口剛(学振特別研究員・神戸大学、大阪市立大学都市研究プラザ)

■市民館の本来的活動を目指して:西成市民館のこの1年間の実践報告
──河崎洋充(西成市民館)

■差異の包摂に向けて:大阪市西成区、浪速区でのアート実践
──中川真(大阪市立大学大学院)

学会発
□コラム│社会的排除からの繋がりへ:〈私たち〉のcafe連をめぐって
──猪瀬浩平(見沼・風の学校、明治学院大学)

□寄稿│ボランティア(volunteer)の生成:末次一郎の戦争体験と陸軍中野学校
──秋葉武(立命館大学)

投稿
□論文│スペシャルオリンピックスおよびそのボランティアの社会的意義:「500万人トーチラン」および2005年冬季世界大会・長野の事例を中心に
──小森亜紀子

□論文│ボランティアによる識字学習支援の可能性と限界性:学習者とスタッフの関係性に着目して
──添田祥史

□研究ノート│福祉系大学生の小・中・高等学校における「ボランティア活動体験」の分析と、その後の「ボランティア活動」に対する意欲との関連
──荒川裕美子

□研究ノート│シニア起業家におけるボランティア意識の芽生え:介護予防を中心とした高齢者向け事業の創業から
──中嶌剛