工房集ステンドペンダント
【サイズ】直径3㎝+紐42㎝
【素材】ガラスアクセサリー
【製造】日本/工房集
工房集は福祉施設であり、社会福祉法人みぬま福祉会を利用するメンバーの表現プロジェクトを社会につなげるための活動拠点として2002年に開設しました。
「そこを利用する仲間だけの施設としてではなく、新しい社会・歴史的価値観を創るためにいろんな人が集まっていこう、そんな外に開かれた場所にしていこう」という想いを込めて「集(しゅう)」と名付けました。
アトリエ、ギャラリー、ショップ、カフェを備えた施設では、メンバーとともにゆるやかに変化する、そんな場づくりを福祉関係者だけでなく建築家、アーティスト、キュレーター等と共に築いています。
表現活動は、1994年頃、既存の仕事に合わなかった一人のメンバーをきっかけに、障害の重い人たちの仕事づくりを模索し続けたことから始まりました。
現在は、法人全体で12のアトリエを中心に150名程が仕事としてさまざまな表現を生み出し、国内外での展覧会への出展や、企業との協働など、活動が多岐に渡っています。
また、その表現方法は絵画、織り、ステンドグラス、木工、写真、書、詩、漫画、紙粘土…そのどれにもあてはまらない独自の作品まで多種多様です。
もともと美術が得意な人を集めたのではありません。好きなこと、得意なこと、その人にしかできないことを引き出す日々の支援の延長上に生み出された多くの表現が、本人だけでなく、メンバー、職員、家族などの周りの人の意識を変え、固定観念を覆しています。
さらに、2016年には長年の経験をもとに、表現活動を広く普及することをめざして、障害のある人、その支援者の課題の解決、また情報交換やネットワークづくりの場として「アートセンター集」をオープンしました。
障害の重い人の表現の可能性を模索し続け、その中から生まれた作品を通じて、多くの人とつながり、関わり、新たな可能性が生まれてきています。