THE BIG ISSUE No.483「海洋生物国の小さな水族館」

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特集「海洋生物国の小さな水族館
日本の近海には世界の海洋生物の15%が生息し、水族館の数も100 を超え世界一。多くの水族館が大型化する中、その対極には小さいけれどアットホームで愛される水族館があります。
愛知県蒲郡(がまごおり)市にある「竹島水族館」はその一つ。約450種のうち140種が地元で水揚げされる深海生物で、その展示数は世界一を誇ります。一時、入館者数が年間12万人に激減しましたが、地元産の「タカアシガニ」などを「さわりんプール」に入れ、さわれる水族館にしたことなど、ユニークなアイデアが実って、2019年には47万人を達成。
もう一つは、高知県室戸岬に立つ「むろと廃校水族館」。元小学校の校舎を生かしたプールには、地元の漁師さんから譲り受けたウミガメが泳ぎ、手洗い場や跳び箱も水槽になった。開館した18年の入場者数は17万人を記録し、今も好調で賑わっています。
竹島水族館の小林龍二さん(館長)、戸舘真人さん(副館長)、むろと廃校水族館の若月元樹さん(館長)に、それぞれの水族館の魅力を聞きました。

スペシャルインタビュー:「ベネディクト・カンバーバッチ」
熱烈なファンを獲得した『シャーロック』から、『ドクター・ストレンジ』をはじめとするマーベル作品まで、数々の人気作に出演するベネディクト・カンバーバッチ。Netflixの新作ドラマシリーズ『エリック』で主人公の父親役を演じた今、演技をする中で自分自身を発見することや、現代においてドラマが果たすべき役割を語ります。